「東京プリンセス」で紹介されてた乙女心をくすぐる音楽【作業用BGM】
雑誌「olive」で一時期連載されてたショート・ストーリー「東京プリンセス」が書籍になって登場、、、!!
わーい!!少女だった頃の懐かしい気持ちがよみがえり、思わず衝動買いしてしまいました。
「東京プリンセス」は雑誌「olive」2001年8月から2002年12月号まで連載されていた、山崎まどかさん(←本や映画、音楽などのカルチャーに精通した文筆家。)のショートストリーで、おしゃれ文化系女子の二人組のお話。小説からにじみ出るシャレおつな雰囲気とか、その中で紹介されている場所や映画や音楽のセンスのよさとかに、当時の私の心はゆさぶられたものです。
olive自体は処分してしまったのだけど、「東京プリンセス」は切り抜いてファイリングして、今でも本棚に大切にしまってあります。そのくらい大好きな連載でした。
さて、そんなわけで、「東京プリンセス」で紹介されていた音楽を、(自分用の作業用BGMも兼ねつつ、、、)まとめてみました!!
第1話「二十歳のヴァカンス」で、ポータブルMDステレオ(←なつかしー!!)から流れていた、アストラッド・ジルベルト。
海が夕焼けに染まる頃、ステレオからは、アントニオ・カルロス・ジョビン「ウェイブ」が。
第2話「飯田橋パリジェンヌ」で、“すべての女の子のテーマソングになりうる素敵なコール・ボーダー・ソング”と紹介されていた曲。ブロッサム・ディアリーの「ギブ・ヒム・ジ・ウー・ラ・ラ」。
フェアグラウンド・アトラクション「ファースト・キッス」
パブロ・カザフによる、J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲」。このバッハの無伴奏チェロ組曲は、眠れない夜におすすめです。
リッキー・リー・ジョーンズ。この赤いベレー帽が、なんとも粋。
ワム!「メイク・イット・ビッグ」。“ブルース・アンド・ソウル風胸キュン・プロム・クラシック満載”。
ロジャー・ニコラス。“乙女のCD棚には欠かせない一枚。心ときめく、春にぴったりな曲がいっぱい。”と紹介されてます。まさにその通り!
シュプリームスの「恋はあせらず」。ピクニックに絶好のときめきBGM☆
雨の日でもハッピーにさせてくれる曲。バート・バカラックの「雨にぬれても」。
デパートのエレベーター・ミュージックにぴったりなワルター・ワンダレイの音楽。
ジョイス。(←主人公の葉月が大好き)
フランソワーズ・アルディ。ヒット曲の「さよならを教えて」。
秋の夜長にぴったりな、ノラ・ジョーンズのファーストアルバム。
音楽や本や映画に憧れたり、好きになったりして、そして影響されて、、、二人の主人公の乙女ライフが、キラキラしている感じが、とっても素敵なショート・ストーリーです。「オリーブ少女ライフ」帯にあった、藤野可織さんの以下のコメントに同感!!“何をすきになり、何に憧れるかじゃない。こんなふうに好きになり、こんなふうに憧れたい!”
それではまた。